呼吸・のど・声
トレーニング
高齢者福祉施設グループレッスン
マンツーマンオンライン可
呼吸法と発声法を組み合わせたトレーニングに、
歌がもたらす心理的効果をプラス!
普段、無意識にしている呼吸と発声ですが、実はしっかりとできていない方が多いのです。正しい呼吸と発声により、多くの健康効果が期待できることを、様々な研究結果が実証しています。
「呼吸・のど・声トレーニング」は、呼吸と発声の練習を効果的に組み合わせ、音楽を取り入れて、どなたでも楽しく続けられるように考案したトレーニングメソッドです。
言うまでもなく、呼吸は生命維持のために必要な活動で、24時間働く自律神経によって調節されていますが、ほかの自律神経とは違い、自分でコントロールできるのが特徴です。
正しい呼吸法、特に腹式呼吸を身に付けることで、多くの健康効果が期待できます。
力をぬくワーク
・首、肩をゆるめる
呼吸を伴うストレッチ
・横隔膜をほぐす
・胸郭を柔軟にする
呼吸ワーク
・丹田を意識した腹式呼吸
・骨盤を意識した呼吸
・気力アップする
パワーブリージング
【 呼吸トレーニングで期待できるメリット 】
肺の若返り 免疫力アップ 血圧上昇を抑制 血行促進 血流改善 便秘解消
気力アップ 自律神経を整える セロトニン分泌 etc.
発声練習により舌、唇など口周りの筋肉や、のど、声帯、横隔膜、下腹などインナーマッスルが鍛えられます。
筋肉を鍛えることは、声が出やすくなるだけでなく、誤嚥予防につながります。また、音程やリズムを正しくとろうとすることで脳が活性化し、口をたくさん動かすことで唾液の分泌が促され、口腔内の環境が整います。
のどのワーク
・舌のストレッチ
・声帯を鍛える
・声を出してのどの筋力トレーニング(発声)
【 発声トレーニングで期待できるメリット 】
声が出やすくなる 若々しい声 口周り〜のど〜腹筋の筋力アップ 誤嚥予防
認知症予防 口腔内環境改善 etc.
呼吸トレーニング、発声トレーニングの後に行います。トレーニング前と比べ、声が出やすくなっていることを実感していただけます。
歌トレーニングでは、みなさんがよく知っている歌を歌います。歌うことで自律神経が安定し、のどや口周りの筋肉が強くなるなどのメリットだけでなく、「懐かしい」「楽しい」という感情による心理的効果も期待できます。
懐かしい歌、よく耳にしていた歌の歌詞やメロディーは感情移入がしやすいので、情緒が豊かになり心に充足感をもたらします。その結果として、気力が湧いたり、脳が活性化するのです。
また、皆で歌うことで、高揚感や親密感も生まれ、楽しい時間を過ごすことができます。
歌ワーク
・歌を歌う
・簡単な動きを取り入れながら歌う
*歌うことが困難な方は、歌を聞くだけでもメリットの一部を共有していただけます。
【 歌トレーニングで期待できるメリット 】
自律神経の安定 血圧の安定 認知症予防 誤嚥予防 口腔内環境改善
脳機能改善 癒し・リラックス効果 etc.
呼吸と発声で、同じように
声帯の筋肉を使います。
呼吸時の声帯の動き
気道の2つのフタ、軟口蓋と咽頭蓋は開いた状態です。声帯も左右2枚の筋肉のヒダによって開いているので、空気を通します。
発声時の声帯の動き
気道の2つのフタ、軟口蓋と咽頭蓋は開いた状態です。声帯は左右2枚の筋肉のヒダによって閉じており、空気が声帯にぶつかり振動することによって音がでます。
死亡原因 第3位の
「誤嚥性肺炎」も予防!
長年、第3位だった脳血管性疾患(おもに脳卒中)を、2011年に死亡数で上回り、それ以降、肺炎が第3位に。この原因は、飲み込む力が衰えて、誤嚥性肺炎で亡くなる高齢者が増えたことにあります。
飲み込みは、
筋肉の連携プレー!
食べ物を飲み込むには、「口腔、鼻咽腔を閉じ食べ物をのどの方へ送る」「咽頭蓋が閉じて気管を塞ぐ」「咽頭の収縮で食べ物を食道へ送る」など、多くの筋肉の連携が必要です。呼吸法や発声のトレーニングによりのどの筋肉を鍛えることで、飲み込む力が保たれ、誤嚥を防ぐことができます。
1. 歌で得られる健康メリット
・歌を聴いて気力の回復、活性化を図る受動的音楽療法と、一緒に歌うことでコミュニケーションを促す能動的音楽療法の両方を、声楽家の講師が提供します。
・歌うことで自律神経や血圧が安定し、睡眠障害や脳血管性認知症のリスクを軽減。
・口周りやのどの筋肉が強化され、誤嚥予防に。
・音程やリズムを正しくとろうと脳が活性化。認知症予防につながる。
・口を動かすことで唾液分泌が促され、口腔内の環境が改善。
・懐かしい歌の歌詞は感情移入がしやすく、脳の機能訓練に役立つ。
2. 座りながら筋力トレーニング
のど、声帯、横隔膜、下腹などインナーマッスルが鍛えられ、便秘解消なども期待できます。
3. 心地よい時間
楽しく、無理なく参加して頂け、トレーニング終了後はカラダがポカポカし、心もスッキリとした心地よさを味わっていただけます。
4. 理論も学んで納得
理論と実践を組み合わせ、自分自身のカラダの反応に意識を向ける能動的なトレーニングなので達成感や満足感が違います。
5. 癒しの波動
・地球上のすべてのものは 特定の周波数を保持しています。声、音の周波数が体内の水分を振動させ、まわりの筋肉を動かします。
・周波数の高低によってカラダの中の共振する部位が異なります。ソプラノの揺らぎを持つ音波が胸部から心にダイレクトに響き、 聴く人をリラックスさせ、 癒し効果 が あるのです。
6. 心の変化
心の変化も現れます。気力を補い、 内側から元気になることで、前向きに過ごせるはずです。このトレーニングは心の栄養となります。
7. ネガティブな感情を手放す
懐かしい歌で昔の記憶が甦ります。辛い、悲しい記憶が蘇る可能性もありますが、声を出すことでネガティブな感情を手放すことに繋がります。
B-voice メソッド
「その人の呼吸と声の状態を理解し」
「正しい順番で」
「理想の声に導いていく」ためのメソッドです。
「心のブロック」「体のブロック」をほどいていくことで、声が “瞬間的” に変わることがあります。
つまり、心と体と呼吸の繋がり、口の開け方、のどの筋肉トレーニングなどを連携させる「仕組み」を構築することができたのです。
1. 正しい姿勢
2. 腹式呼吸
3. 声帯のトレーニング
4. 舌のトレーニング
5. 口の開け方
6. 共鳴腔の開発
7. 下半身の支え
必要な要素のすべてを効率よく組み合わせています。
「受けてよかった」
そんなうれしいお言葉を、
たくさんいただいています。
受講者の体験談 ご紹介
コンプレックス克服!カラオケに行けるようになった。
60代 女性 Fさん
Fさんは、声にコンプレックスがあり、友人からカラオケに誘われてもずっと断り続けていました。声のトレーニングをしたい、と思っても、物静かなFさんは大勢の人と一緒に練習するコーラスには抵抗がありました。
「舞台に立って発表するなんて・・・私はそういうこと好きじゃないの」
初めてレッスンに来られた時のFさんの声は、そばに行かないと聞き取れないぐらい小さく、かすれた弱々しい声でした。
「声が出しにくくて。楽に出せるようになるかしら?」…
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パワーブリージングで、気力が湧いてきた。
80代 男性 Yさん
健康に対する意識が高いYさん。元気を維持する目的でレッスンに来られました。
真面目でキッチリとしているYさんは、とても姿勢がよく、若々しい印象。ただ、真面目な方ほどカラダに緊張が入りやすいので、力をぬくワークを継続してもらいました。
おうちでも練習されて、深く呼吸が入るようになり、30秒ほど声を出し続けられるようになりました!
元気なYさんでしたが、突然奥様が倒れ、レッスンをお休みするようになりました。残念ながら奥様はお亡くなりになりました。…
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幸せな記憶にアクセス。以前の元気をとりもどした。
70代 女性 Sさん
Sさんは優しい公務員の夫を亡くし、一人暮らしに。
外に出るのも億劫になり、買い物も最低限に。以前はマメに動き、テキパキ家事をこなしていましたが、家の中も散らかるようになっていました。
近くに住む娘さんが心配し、お二人でレッスンに来られました。
呼吸法練習後、坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」 を歌いました。
女性の目から涙が溢れ、途中から歌えなくなりましたが、私の歌を最後まで聴いておられました。(3番まで!)
私が歌い終わると、女性は「夫が大好きな歌でした。もういないんだ、って思うと寂しくて泣いてしまいました。…
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